昨日今年の世相を表す漢字一文字が清水寺で発表された。
『令』
なるほど!確かに!今年は『令和元年』。昭和生まれのワタクシとしては3つ目の元号である。
3つ目となると、平成生まれの次男から『化石』のような扱いを受ける。
「ねぇねぇ昭和って何時代? 石器時代? 白亜紀??マンモスとか食べよった?(爆)」
いくらなんでも『マンモスは食わん!!』
この際なので、私も海近家の今年の一文字ってのを勝手に考えてみた。
『金』
今年も相変わらず『金欠』であった。
『悩』
日々悩みが絶えない年であった。
『凶』
一家で運の悪い年だったのかしら???
『辛』
精神面も体力の面もツラかった。
『難』?『迷』?『疲』?
『非』?『惨』?『苦』?
もうネガティブワードがザンワザンワ湯水の様に湧いて出て来る。心が相当に病んでいるらしい。
ヤバい。こんな後ろ向きの思考だからきっと『運』にも見放されるんだわ。
だって今年は最後になって畳みかけるようにアレコレと事件が起き、旦那がごはんを食べれなくなって「痩せた」と私に言ってくるくらいのドタバタ騒動でてんやわんやであった。
それなのに私ときたら、痩せるどころかお腹がぽってり出ているからズボンのお股のチャックが全開!!
悩みはあっても腹は減る。本能のままに生きている私はしっかり腹は減るのだ。
腹が減るから何か食べる。暇があれば何か食べる。ずっと何か食べ続ける。そして腹が出る。
そのおかげでチャック全開!
今日は仕事休みであちこち用事を済ませにお出かけしたから、当然の如くチャック全開のその先の花園を惜しげもなく世の中のみなさんに開放。
「ご自由にお覗きください」
そんな状態だったに違いない。それを家に帰って来てから気づくってどうしたもんよ。
確かに家を出る前はキチンとチャックは上までしめた!・・・はず!
むかしむかし、ベルトをしないとずり落ちていたズボンが、今はベルト無しでもOKになり、更に息を止めないとボタンが閉まらないくらいに大きく成長した私。
きっと上まで上げたチャックはお腹のふくらみに耐えきれず、静かに静かに力尽きて下まで下がっていったのだろう・・・。
ねぇ!私ったらいつからチャック全開だったのよ?想像しただけで恥ずかしくてたまらないので、「きっと誰も気付いていないはず!」と心に言い聞かせて、脳みそを落ち着かせる。
にしても、出っ腹のせいでチャックが下がるということは、いよいよワンサイズ上のズボンを調達しないとダメかもしれん。これ以上自分が知らない間に『お股解放』したら恥ずかしくて西海市を歩けない。
「ねえねえ・・・開いとるよ」
次男が私のお股を指さす。
え? えええええ????
さっきちゃんとチャックの先の花園は隠したじゃん!! なのにまたまたまた私のお股のチャックは力尽きて静かに下がっていたらしい。
だめだこりゃ!
とりあえず、今のズボンたちは私の出っ腹に力尽きてしまうみたいなので、やはり今よりデカめのズボンを買いに行きます。
こんな調子で来年も『我が家の』というか、『私の』漢字一文字は『金』か『欠』が第一候補かもしれない。
なんとも悲しい予想である。
いやいや来年こそは1年が終わるとき、『幸』とかいうHAPPYな1文字がすぐに浮かぶようなそんな年にせねば。
せめてそんな希望を持ちたい。そんな12月のある日の住子であった・・・。(遠い目)
※前回の『ウエ女』は『年賀状』と『カボチャ』のお話。12月ですもん年賀状に季節ですよね!