こんにちは! 「ばりぐっど編集部 図書委員 嘉弥谷(よしみや)りさ」です!
10月も残すところあと1週間をきりました。
今年もあっという間に年末がきてしまいそうです^^;
冬になってしまうその前に!
大事な大事なお知らせです!
10月27日〜11月9日は『読書週間』です!
『読書の秋』を存分に楽しんでください!!
ということで今回は、
『ばりぐっど図書委員おすすめ絵本3選〜〇〇の秋編〜』をご紹介します!
◆その1*なにをたべてきたの?
1978年の発売以降、35年以上も子どもたちに愛され続けてきたこちらの絵本。
お腹が空いているしろぶたくん。そんなにいそいでどこいくの?
りんご、メロン、ぶどう・・・ペロリと食べてしまったしろぶたくん。あれあれ?お腹の色が?!
しろぶたくんが最後に食べたものとは・・・?
体験することの大切さを教えたユニークな絵本です。
しろぶたくんの『食欲の秋』といったところでしょうか^^
お腹が空いて食べ物を探している時、見つけた時、食べている時の表情を見ていると、食べた時の幸せな気持ちをお裾分けしてもらった気になっています。
いろんなフルーツを食べて、最後にまさかあれを食べるなんて!最後のしろぶたくんの得意げな顔にも注目です!
色や動物に興味が出てくる2、3歳くらいのお子さんにおすすめです!
◆その2*キュッパのおんがくかい
作: オーシル・カンスタ・ヨンセン
訳: ひだに れいこ
出版社: 福音館書店
キュッパは友達のググランと音楽隊に入りました。
でも楽譜を見るのが苦手で、音も出せません。
吹く真似だけ上手になったキュッパは、指揮者からソロを指名され大慌て。
演奏会の前日、とうとう指揮者に怒られ音楽隊を追い出されます。
キュッパは意気消沈しますが、身近なところにもたくさんの音があることに気付きます。
「そうか、これも音楽だ」キュッパは、音が出るものをたくさん集めて音楽会を開くのです。
「キュッパのはくぶつかん」に続く絵本です。
こちらは、『芸術の秋』ですね!
音楽が好きなのに楽譜が全然読めない・・・
私自身も楽譜が全く読めないし、楽器もできないのでキュッパの気持ちがよく分かります。
できないなりに楽器を片手に、悪戦苦闘しながらも一生懸命練習しているキュッパの姿が健気でかわいらしいです。
音楽隊にいられなくなってしまったけど、自分で作った楽器で、音楽を思う存分楽しんでいる様子を見て、私も元気をもらいました!
いろんなことに興味が出てくる4歳くらいのお子さんにおすすめです!
◆その3*本、だ〜いすき!
文: ジュディ・シエラ
絵: マーク・ブラウン
訳: 山本敏子
出版社: 新日本出版社
ある夏の日のこと、図書館で働くモリーは、移動図書館用の車をまちがって動物園に入れてしまいました。
動物園の中で図書館を開き、モリーが声にだして本を読みだしたとたん、ミンクやムース、ウォンバットに子ぞうたちがやってきました。
みんな「読む」ということがどういうものか知りたかったのです。
いまや動物たちは、すばらしい本の世界にもう夢中です!
こちらはもちろん『読書の秋』!
びっくりするシチュエーションから始まるこのお話。
「読む」ことに興味を持った動物たちがたくさん出てきて、気になった絵本を持っていき、読み始めちゃうんです!
最初は本の取り扱いを間違ったりしていた動物たちもちゃんと扱えるようになってくると、自分で本を創作するように。
その姿に私の気持ちも高まってきます!
絵本の中に出てくる動物たちの「おすすめの本」もお楽しみに!
ちょっと長い文章も読みたくなってくる6歳くらいのお子さんにおすすめです!
以上、『ばりぐっど図書委員おすすめ絵本3選!〜〇〇の秋編〜』いかがでしたか?
「読書の秋」をメインに、いろんな『〇〇の秋』を楽しめる絵本をご紹介しました!
10月27日〜11月9日は読書週間!
ぜひ、お子さんと一緒に楽しく絵本を読む時間をお過ごしください!
こちらの絵本は市内の図書館に置いてあります。お近くの図書館にない場合は取り寄せてもらえますので、ぜひ読んでみてくださいね!