こんにちは! ばりぐっど編集部の嘉弥谷(よしみや)りさです。

夏休み突入ーーー!!!
暑い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は外の気温に耐えることができず、エアコンの効いたところを探しダッシュ=3=3=3
暑いからといって家に引きこもるのもなんだか勿体無い…
そんな時はクールシェア!近くの図書館に足を運んでみませんか?
涼しく静かな環境で本が読める場所!快適で最高です!

 

そして、この時期は必ず作ってある『課題図書コーナー』
今年はどんな本が選ばれたのか!さっそくチェック!!

 

 

 

今回は、

『2019年度・長崎県読書感想文の課題図書』の紹介です!

 

 

 

◆低学年『うんどうかいがなんだ!』

著者:きむら ゆういち
出版社:新日本出版社

ブブタンは、いつもかけっこでビリだから、運動会がキライです。「いっそ、おなかがいたいって休んじゃおうかな。」そういうと、「休んじゃだめ!」ってどこかで声がしました。…ついにむかえた運動会の日。ブブタンにとってどんな一日になるのでしょうか? 悔しい気持ちを励まして、頑張るみんなにエールを送る絵本です。

 

私も走るのは遅い方だったので、「最後にはなりたくない。」「運動会に出たくない。」という気持ちがよくわかります。
『かけっこで負けたくない!』そのためには練習を続けて努力し、あきらめずに頑張ること!
悔しい気持ちをしたからこそ、頑張る力に繋がったんですね。
達成感もひとしおです。
努力する前にあきらめているあなたに!ぜひ読んでみてください!

 

 

他には・・・
◆「サイモンは、ねこである。」
著者:ガリア・バーンスタイン/ 出版社:あすなろ書房
◆「かがやけいのち!みらいちゃん」
著者:今西 乃子 / 出版社:岩崎書店
◆「こぶたのタミー はじめてのえんそく」
著者:かわの むつみ / 出版社:国土社

 

 

 

 ◆中学年『えほん・椋鳩十 母ぐま子ぐま』

著者:椋鳩十
出版社:理論社

「しんではいけない。しんではいけない」激しいいたみに気が遠くなるなか、母ぐまは二ひきの子ぐまを思い、脳みその奥の方で叫びました。命の危険ととなりあわせの野に生きる、くまの母子の愛をえがいたお話です。

 

冬眠している間を除くと、毎日が危険と隣り合わせの野生の動物たち。
人間が熊と遭遇したら大変なことになるので、その前に狩人さんが対処してくれています。
しかし、この絵本を読んで、母くまが子ぐまを守ろうと必死な気持ちが、泣けるくらいに伝わってきました。
最後は、とにかく助かってよかったと感情移入してしまうほどした。

 

他には・・・
◆「4年2組がやってきた」
著者:野村 一秋 / 出版社:くもん出版
◆「友情の輪 パプアニューギニアの人たちと」
著者:日野 多香子 / 出版社:佼成出版社
◆「山の子 テンちゃん」
著者:佐和 みずえ / 出版社:汐文社

 

 

 

◆高学年『クローンドッグ』

著者:今西 乃子
出版社:金の星社

田川航の拾った子犬は後ろ足が切られて足首から下がない。
いじめを受けていた航は、そんな子犬に自分の姿を重ね、未来への希望をたくして希(のぞみ)と名づける。
希は同情の言葉をかける人に触られるのは嫌がるのに、航のクラスメートにはだまってじっとなでられている。
その子たちもまた、なにかしらの傷を心にかかえていた。
まるでみんなの心の薬箱のようになっていく希。
航は希のいない人生など考えられなくなっていた。
そんな時、航はクローンペットを作る会社があることを知る。
そのホームページにはこう書いてあった。
大切なペットが再び同じ姿で誕生します。
まさに「命のコピー」。
失くしてしまった大切な命が再び同じ姿で生まれるとしたら…
あなたはそれを望みますか?
15万部「犬たちをおくる日」の著者がおくる衝撃の物語。

 

後ろ足が切られて足首から下がない子犬・希を拾ってきた主人公の航。
航と希の生活が始まって、学校生活、人間関係の変化に胸がジーンとします。
ペットのクローンを作る会社を知り、そこからの展開に、いろんな感情が入り混じり、涙腺崩壊でした。
命の大切さを知ることができる一冊です。

 

他には・・・
◆「母が作ってくれたすごろく」
著者:アネ=ルト・ウェルトハイム / 出版社:徳間書店
◆「天使のにもつ」
著者:いとう みく / 童心社
◆「サリバン先生とヘレン」
著者:デボラ・ホプキンソン / 光村教育図書

 

 

 

夏休みにこの本を読んで、読書感想文・感想画にきみもチャレンジしてみよう!!

◆長崎県読書感想文

◆青少年読書感想文全国コンクール

◆西日本読書感想画

 

 

こちらの絵本は市内の図書館に置いてあります。
お近くの図書館にない場合は取り寄せてもらえますので、ぜひ読んでみてください!