大島で栽培されている〇〇〇といえば、甘くて美味しい大島トマト。でも実はそれだけではないのです。
今夏、「大島メロン」が初めて売り出されることになりました。

メロン!?大島で?そしてそのお味は??と気になるところが満載です。
大島メロンの栽培を行っている株式会社大島造船所にお話を伺ってきました。

大島造船所が作る「大島メロン」

「そもそもなんでメロンを作ろうとしたのかっていうと、トマトの裏作で何か良いものが作れないか?と考えたからなんです。」
と、大島造船の納田(のうだ)さん。
メロンの栽培にはトマトの育苗ハウスを利用しているとのこと。

高級品種のネットメロン『ミラノ』と、少し安価な『ユウカ』という2種類を作っています。ユウカの方は普段でも手に取ってもらいやすいと思います。7月中旬から直売所などで販売します。」

育苗ハウスへ行って栽培の様子を見せていただきました!

時は6月下旬。ただでさえ蒸し暑い季節ですが、育苗ハウスの中はもっと高湿度!メロンには高湿度・高温度が必要なのだそうです。
元は育苗ハウスなので、プランター栽培です。

ミラノの実は6月現在このくらい。もともと小ぶりな品種で、出荷する頃に1~1.5Kgほどになるそうです。
新聞紙で覆いをしているのは、日焼けを防ぐためです。

土耕栽培ではないため、メロンの実が下に落ちないよう上から釣っています。

ミラノは高級品種。苗一本につき、育てる実はたった1個だけに選定するそうです。つまりここにいるのはミラノのエリートたちです。

もう一つの品種、ユウカのハウスではちょうど釣り作業中。

こちらもメロンのエリートたちが釣られています。

ユウカの方も、苗一本につき実は3個程度にしぼるそうです。摘果したユウカとスタッフの方。

いつから食べられる?どこで買える?

大島メロンは、ミラノが7月中旬から収穫の時期を迎え、ユウカは8月のお盆過ぎくらいになるとのこと。

大島メロンの栽培を行っている大島造船所の永田さんにお話を伺うと、
「一昨年から、実験的に栽培していたんです。でも、トマトの栽培ノウハウとは全く違うので、手探りでゼロからの出発でした。
一昨年、昨年とやってみて、今年は初売り出しでチャレンジの年です。
糖度も大事ですが、味そのものを良くしたいと思っています。味、コクなどの数値に表れないものを重視しています。

そうやって作られたメロンがどんな味か知りたい方、以下要チェックです。

●大島メロン販売予定の店舗

【直売所】
・大島トマト農園直売所 (平日のみ営業)
西海市大島町1131-1  電話0959-34-5191
・西彼とれたて処 西彼本店・佐世保店・広田店
・西彼グリーンセンター
・じげもん長与
・びわっちファーム太陽の郷
・ふれあい市時津店
・ふれあい市東長崎店
・道の駅 夕陽が丘そとめ
・海の駅 船番所
・さいかい(三ヶ町アーケード内)
・長崎漁港がんばランド

【スーパー】
・エレナ
・イオン
・マックスバリュ
いずれも西海・佐世保地域の店舗。

※販売店舗は変更になる場合があります。

メロンの発売をお楽しみに!

「味・コクにこだわった」という大島メロンです。ぜひ初シーズンに食べてみたいですね。

なお、大島トマト直売所でのミラノの価格は以下です。(その他直売所・スーパーでは価格が異なります。)
●大島メロン ミラノ
大玉(1.6kg以上) 1,800円(税抜)
中玉(1.1~1.5kg) 1,500円(税抜)
小玉(1.0kg以下) 1,200円(税抜)

ミラノの贈答用箱(別売り、税抜556円)もあるそうで、夏のギフトにもいいですね!

※ユウカは価格未定。

出荷は収穫後随時となるので、本当の食べごろになるには買ってから少し待たないといけないかもしれません。メロンのつるが枯れてきたころ、メロンのおしりを押してみてやわらかくなっていたら食べごろですよ!

今年の夏は、こだわって大切に育てられた大島メロンで、至福のひとときを味わえますよ!

 【お問い合わせ】・株式会社 大島造船所
大島トマト農園直売所 平日午前8時~17時 土日休み
西海市大島町1131-1
電話:0959(34)5191
FAX:0959(34)5193