こんにちは! 「ばりぐっど編集部 図書委員 嘉弥谷(よしみや)りさ」です!

6月になりましたね!
もうすぐジメジメ梅雨の季節がやってきますね。
外に出て遊べない…
そんな時は、お部屋で読書はいかが?

 


今回は、

佐藤 雅彦さん+ユーフラテスさんの絵本をご紹介します!

 

【佐藤 雅彦(さとう まさひこ)】
日本のクリエイティブディレクター。東京芸術大学教授。
「慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室」の活動として、NHK教育のテレビ番組『ピタゴラスイッチ』などの監修に携わっている方です。

【ユーフラテス】
慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなるクリエイティブグループ。
NHK教育のテレビ番組『ピタゴラスイッチ』などの企画に携わっている方々です。

 

 

 

◆その1*中をそうぞうしてみよ

著者:佐藤 雅彦+ユーフラテス
出版社:福音館書店

 

身近なものを透かして見ると、どんなふうに見える?
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線写真を使って、椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなど身近なものを透視します。
椅子に使われている釘、貯金箱にたまっているお金、鉛筆の芯など普段は見えないものを見ることができました。
想像力を刺激する絵本です。

 

普段、『物』が出来上がっている状態でしか見ることがないので、その中がどんなふうに組み立てられているのか、どんな状態なのかなど、あまり考えることはありませんでした。
この本を見て、なるほど!新しい発見がいっぱいです。
椅子の釘はこんなふうに刺さっているのか!、鉛筆の芯はこんなふうになっているのか!など、想像だけでは分からない部分を見ることができます。
中身を知る前に、ぜひ!中を想像する楽しみを味わってみてください。

 

 

◆その2*このあいだに なにがあった? (かがくのとも絵本)

著者:佐藤 雅彦+ユーフラテス
出版社:福音館書店

 

「毛がもこもこの羊」と「短い毛の羊」の写真が並んでいます。
2枚の写真の間には、どんなことがあった?
並んだ2枚の写真から、間に起こった出来事を推理します。
「推理する力」が発現する時の、面白さや喜びを存分に感じられる作品です。

 

この写真から、この写真になるまでの間に何があった?
気になるところです。
子どもたちが『遊ぶ前』と『遊んだ後』の光景の違いに驚いた経験はないでしょうか?
ほんのわずかな時間にも関わらず(いや、一瞬と言っても過言ではない)、
『先ほどまで片付いていたところ』が、『足の踏み場がない状態』になっているんです。

「この間に何があった?」

さあ、皆さんも推理してみましょう。

 

 

 

◆その3*コんガらガっち どしんどしん ちょこちょこ すすめ!の本

著者:ユーフラテス
出版社:小学館

 

コんガらガっちの指でたどる絵本、第5弾!
ある日、「いぐら」が散歩をしていると、目の前に二つの怪しいトンネルが…
トンネルを抜けると、いぐらはいつもとは全然違う大きさになっていた?!
ビッグいぐらとミニいぐらの世界が交錯する、パラレルワールドをお楽しみください。

 

今回は、どしんどしんちょこちょこすすめ!
迷路をやる時みたいに、指で道をたどってみてください!
わが家の5歳の男の子も「ここは、こっちに行く!」
など、言いながら楽しくやってました。
別れ道では、どちらに進むのか…迷うところです。
選んだ道の先にはなにが待っているのか?!
ドキドキワクワク、いぐらと一緒に進んで行きましょう!
親子で一緒にやるのも盛り上がって楽しいですよ!
現在、全5冊シリーズであるので、ぜひ読んでみてください!

 

 

 

以上、ばりぐっど図書委員おすすめ絵本3選!いかがでしたか?
今回の絵本は、私が大好きな『ピタゴラスイッチ』に携わる方々が描かれた絵本!ということで、まとめさせていただきました。
体が怠くなるこの季節。
お子さんと一緒に『想像する力』『推理する力』『指を使う』など、頭を刺激してみてください!

 

こちらの絵本は市内の図書館に置いてあります。お近くの図書館にない場合は取り寄せてもらえますので、ぜひ読んでみてください!