こんにちは!ばりぐっど編集部の嘉弥谷(よしみや)りさです!
みなさん、ばりぐっど編集部ってどこにあるかご存知ですか?
西彼総合支所と西海市商工会の間にある西海クリエイティブカンパニー本社で活動しています。
『ばりぐっど』は挑戦することを尊重するカルチャーを作ることをモットーに活動しています!
ばりぐっど編集部員たちはこの西海クリエイティブカンパニー本社で、日々いろんな編集をしたり、次の価値観についての調査、研究等々をしています。
そんなばりぐっどの編集長である宮里賢史氏が、毎月密かに更新しているのが、編集部員のための本棚!
今回はそんな『ばりぐっど編集部の本棚』を紹介します!
今回のテーマは、
『日本人とその精神』
なぜこのテーマに?
宮里編集長曰く…
“4月も残り数日。
「平成」が終わり、新しい時代が始まります。
様々な変化が大きく、いろんなことが起こりすぎて、価値観の変化が速いこの世の中。
新しい価値を生み出すことや仕事をしていくのは、すごく難しい時代になってきていて、これまでの正解は正解ではなくなっています。
まさに変革期と言える時代において、個人はどのような心構えが求められるのか、という疑問から、ちょうど時代の変わり目ということもありました。
今回はこの歴代の混乱期を駆け抜けてこの国をこれまで作ってきた人たちの精神に触れてみようと思い選書しました。”
日本史が苦手な私ですが、どんな本が紹介されるのか楽しみです!
ということで、さっそく見ていきましょう!
【白洲次郎 占領を背負った男】
著者:北 康利
出版社:講談社
この本を選んだきっかけは?
戦後の混乱期において、その後GDP世界第2位になる未来の日本を作った人の精神に触れられるから。
本の概要について
白州次郎氏とは?
明治三五年(一九〇二年)兵庫県生まれ。
中学卒業後、英国ケンブリッジ大学に留学。
戦後は吉田茂の側近として終戦連絡事務局次長、経済安定本部次長、貿易庁長官を歴任、日本国憲法制定の現場に立ち会った。
高度経済成長を引っ張っていった通商産業省を創設。
GHQと激しく対峙しながら、日本の早期独立と経済復興に、“歴史の黒子”として多大な功績を挙げた。
白洲次郎氏の精神である“プリンシプル(原理・原則)”が綴られています。
不思議な存在感の持ち主であった白洲次郎氏が、どんな風に育ち、人格を形成していったかを、話題豊かに展開していく書籍です。
【安岡正篤 一日一言 心を養い、生を養う】
著者:安岡正篤
出版社:致知出版社
この本を選んだきっかけは?
戦後から高度成長期において、国を作った人たちの精神的支柱であった人が、どんな言葉を使っていて、どんな精神性が重要だといっているのかがまとめられているから。
そして、「平成」元号の考案者であるから。
本の概要について
安岡正篤とは?
思想家であり、戦前戦後を通じ、一貫した姿勢で日本人の正しい精神のあり方を説き続けた。その教えは政財界のリーダーたちをはじめ、多くの日本人に強い影響を与えてきた。
昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相から、中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を務め、さらには三菱グループ、東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれていた。
「平成」の元号の考案者。
本書は、安岡師の膨大な著作の中から金言警句を厳選し抜粋、366日の日々の言葉をまとめてあります。
国のあり方や指導者の資質といったテーマから、読書、親子、師友、健康といった身近な話題まで、多岐にわたる言葉の数々は、短くも味わい深い書籍です。
【改訂版 日本史A】
著者:老川慶喜、加藤陽子、鈴木淳、高埜利彦、高村直助
出版社:山川出版社
この本を選んだきっかけは?
明治維新~現代のことが書いてある。
黒船からGDP2位まで上り詰めた奇跡の成長を遂げた日本人といういうものを概論としてすごく分かりやすく書いてあるから。
本の概要について
『日本史A』みなさんご存知、教科書です。
近現代史を中心とする我が国の歴史の展開を,世界史的視野に立ち我が国を取り巻く国際環境などと関連付けて考察させることによって,歴史的思考力を培い,国民としての自覚と国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養うことを目標として掲げてあります。
下記の内容が書いてあります。
1.歴史と生活
2.近代日本の形成と19世紀の世界
3.近代日本の歩みと国際関係
4.第二次世界大戦後の日本と世界
以上、【ばりぐっどの”HONDANA”《日本人とその精神》】いかがでしたか?
平成が終わり、新しい時代が始まるこの節目に、これまでの日本を引っ張ってきた日本人の精神を、今一度振り返ってみませんか?
興味を持たれた方は、ぜひ手に取って読んで見てください!