最近、巷でうわさの「saikai spacy(サイカイスペイシー)」ってご存知ですか?
今月初め、クリーニング店のお隣に突如現れたこちらの場所。大瀬戸町でトレンディな場所として大注目のレンタルスペース「saikai spacy」を、ばりぐっどライターのめーたんが取材し、前編と後編に分けてレポート!今回はビフォー&アフター編をお届けします。
入口ができて、外観がとってもおしゃれに!
昨年12月、年の瀬が迫るあわただしい時期に、大瀬戸町にあるクリーニング店「ママSUNドライ 大瀬戸田崎店」の隣で、突然始まったリフォーム工事。ここに何ができるの?と思った地元の方も多かったはず。
じつは、こちらはsaikai spacy代表:竹口健一郎さんの母方のご実家。
店舗として使われていなかった居間をリフォームし、今年の1月7日にコミュニティスペースとしてオープンしました。
窓と壁が取り外され、部屋の中が丸見え状態です。ここは入口になるところ。
2週間後にはこのように大変身しちゃいました!
なんということでしょう!インスタ映えするおしゃれなカフェ風な外観が現れました!
以前窓があった場所にドアと小窓が。アンティークなブルーで統一された扉と窓枠、看板がとてもおしゃれで、自然な木の色ととてもマッチしています!ベンチと黒板もありますね!
さて、気になる建物の中。一体どうなってるの?
ここは6畳の居間だった場所。
畳と床板がはずされていきます。
押入れや仏間もすべて壁を取り払い、空間を最大限に活用できるようオープンに。一体どんな内装になるのでしょうか?
基礎になる部分は、大工さんに施工してもらい、自分たちでできるところはすべてDIYでリフォームしたという竹口さん。
ご夫婦で協力して作業に取り組みました。そしてとてもスッキリした広い空間が誕生!
なんということでしょう!テーブルやいすが運ばれ、心地のいいスペースに。本棚やテーブルはすべて手作り!レコード時計は、お子さんの作品だとか。
地域のみなさんから、植物やお花、備品などをいただいたそうで、あたたかい応援の気持ちが伝わりますね。
ズラリと並ぶ、竹口さんの蔵書。図書スペースがあって嬉しいですね!
扉の裏や壁の一部は、自然木が使ってありとてもいい感じです!
こども商い塾の活動もされている竹口さんは、子どもたちがお店屋さんごっこをできるように、小窓とカウンターを作るなど、スペースを活かせるように工夫したそうです。
床の間&仏間がワークスペースに
和室にある床の間と仏間、壁と床が取り外されてどうなるのでしょうか。
向かって左側にある本棚は、定期的に個人の蔵書が展示されるスペースとして利用。手に取った本をすぐに読めるようにとミニベンチも設置してあります。
床の間の独特な柱はそのままに、右側の仏間だったところは、白いテーブルとイスが置かれて、シンプルなワークスペースにになりました。
ちょっとアングルを変えてみましょう。
以前は床の間と仏間だったとは、とても思えませんね!
時間があるときに、ふらっと立ち寄って読書をしたり、誰か知り合いがいればコーヒー飲みながらおしゃべりしたりと、saikai spacyを利用しているイメージが湧いてきます!
学びの出口を地域に作る
saikai spacy代表の竹口さんに聞きました!
「ここは母方の実家だったところで、僕の小学校時代の思い出の場所です。このsaikai spacyを拠点に、学びの出口を地域に作りたい。子どもたちが自主的に学ぶ環境を作るために、まずは大人が楽しめる場所を整えようと思い、この場所を作りました。」
小学校教諭としての経歴を持ち、地域でいろいろな取り組みをしている竹口さん。後編では、竹口さんの地域に対する熱い思いにフォーカスします!どうぞお楽しみに!