こんにちは!ばりぐっど図書委員の嘉弥谷りさです!
カレンダーをペラっとめくったら、なんともう12月!
2018年が終わろうとしています。早いです。
ちょっと待ったー!まだ終わっていないイベントが!!
そうです!クリスマスなんですッ!!ムムッ!(←ついやってみたくなっちゃいました。)
毎年悩むクリスマスプレゼント。今年のプレゼントは絵本にしてみませんか?
◆その1*【ゆめのゆき】
著者:エリック・カール
出版社:偕成社
小さな農場に住んでいるおじいさんと、イチ、ニィ、サン、シィ、ゴーという名前の動物たちのクリスマスのお話です。
クリスマスの雪がおじいさんと動物たちを包み込み、おじいさんは動物たちにプレゼントを準備します。雪を印刷した透明シートが被さる仕掛けと、鐘の音がなるしかけ絵本です。
まさに!私が子どもの頃にクリスマスプレゼントとしてもらった絵本なんです!
なので、今でもとても印象に残っています。
もともと、エリック・カールさんが描いた絵本が好きだったので、なおさら嬉しかったのを覚えています。
仕掛け絵本と色合いがとても素敵で、ページをめくるたびに楽しめる絵本です!
表紙の裏側にはモデルになったおじいさんとエリック・カールさんのツーショット写真も登場し、この方がこのおじいさんなんだ〜!と一人で思いながら読みました。
◆その2*【バムとケロのさむいあさ】
著者:島田 ゆか
出版社:文溪堂
今日はとっても寒い日。こんな日は裏の池もきっと凍っているから遊びに行こう!
バムとケロはスケートと釣りの道具を持って池に行ってみると・・・
あひるのかいちゃんが凍りついているではありませんか!二人は急いで助けに向かいます!
バムとケロとかいちゃんの楽しい日常が描かれています!
バムとケロは今でも大人気シリーズですね!
場面ごとに簡単な文字と絵で表現してあり、小さいお子さんでも指を差しながらゆっくり読んであげると、分かりやすく楽しめる絵本です。
ちなみに『私の楽しみ方』は、絵の中に描き込まれている小さなものたちが、場面ごとにちょっとずつ変わっているので、それを探して見つけることです。パラパラ漫画みたいで、あちこち見てみると面白いですよ!
◆その3*【クリスマスを探偵と】
著者:伊坂 幸太郎
出版社:河出書房新社
舞台はドイツ。
幸福とは無縁の生活を送ってきた探偵のカールは、ある男を尾行している途中、公園で1人の若い男と出会います。その謎の男に、カールは子どもの頃のある「嫌な経験」を話し始めるのですが・・・。
伊坂幸太郎さんの初の絵本作品で、心温まる聖夜の奇跡の物語です。
マヌエーレ・フィオールさんによる幻想的で気持ちがじんわりと外に現れるような雰囲気の挿し絵も収録されています。
私が本屋さんで一目惚れした絵本です。
この表紙の絵とタイトルに惹きつけられ、思わず手にとっていました。
こちらの絵本は中身は短編小説をもとにしてあるので、文章が多く小さいお子さんには難しいのですが、小学校中学年くらいから大人の方が楽しめる絵本だと思います。
情景を細かく分かりやすく書いてあるため、頭の中で想像して読むことができるので、絵がないページでもスラスラと読めて楽しめました!
◆〜お正月おまけ付き〜【だじゃれ十二支】
著者:中川 ひろたか
出版社:世界文化社
昨年の干支のとりは、お寿司を死ぬほど食べてこう言うの。「もうケッコー」
今年の干支のいぬは、素敵な誕生日プレゼントをもらってこう言うの。「おー、ワンダフル!」
さて、来年の干支のいのししは何と言うのかな〜?
ダジャレとユーモアあふれるイラストで、十二支を楽しみながら覚えられる絵本です!
小さい時に「十二支」と言っても何のことだか難しくて分からないと思いますが、この絵本を通して出てくる動物と聞き覚えのあるようなダジャレで、おもしろおかしく楽しんで読むことができるのではないでしょうか?
偶然に発した言葉が偶然にダジャレになってしまった時のこと。「今のダジャレ?」と言われるのが恥ずかしくなる私ですが、こちらの絵本では、次の動物は何を言うのかな?とページをめくるのが楽しみになりますよ!
以上、ばりぐっど図書委員が選ぶ絵本3選〜お正月おまけ付き〜いかがでしたか?
今回は、私の思い出の絵本も入った懐かしいものから最近のものまで!人気シリーズも含めてご紹介しました!
今年も残りわずかとなりましたが、素敵な本に出会って、よいクリスマス&お正月をお迎えください!
また来年ここでお会いしましょう!
こちらの絵本は市内の図書館に置いてあります。お近くの図書館にない場合は取り寄せて、ぜひ読んでみてください!
お探しの本は、西海市図書館のページから、市内のどの図書館にあるか、貸出中かどうかの確認ができますのでご活用ください。