こんにちは、ライターのかのぽむです。
10月は「里親月間」。
さまざまな事情で親元から離れ、社会的な養護を必要としている子どもたちが、県内だけでも500人以上いると言われています。
そのうち里親家庭で暮らしているのは、わずか60名程度……。全国的に見ても、里親が少ないのが現状です。
里親になるためには、心身共に健康で児童の養育に理解・熱意・愛情があれば、どなたでも大丈夫です。特別な資格は必要ありません。(研修等の受講は必須)
あなたも里親になってみませんか?
長崎県の里親制度について
4種類の里親制度
里親制度は4種類あり、諸条件に応じて種類が決定します。
【養育里親】
児童が保護を必要としている状況が解消されるまでの間、一時的あるいは子どもが自立するまで養育する制度です。
認定されるためには、養育里親になるための研修を受講するなどの諸条件があります。
【専門里親】
虐待・非行・障がいなど、特に支援が必要な児童を養育する制度です。
認定されるためには、要保護児童の養育に一定の経験がある方や専門里親になるための研修を受講するなどの条件があります。
【養子縁組里親】
養子縁組によって「養親」になることを前提に、養育する制度です。
【親族里親】
民法で定められた扶養義務者(3親等以内の親族)および、その配偶者である親族が要保護児童を養育する制度です。
里親には支援も充実!
里親になってくださった方には、県から様々な支援を受けられます。
①専門的知識を持つ相談員が担当につき、訪問や電話による相談に随時対応します
②生活費・教育費など、児童のために必要な養育費は公費で支払われます
③定期的に「養育技術に関する研修」を開催し、無料で参加できます
④長崎県里親会主催の「里親・里子交流会」やサロンに参加可能
※このほかにも様々な支援を実施中
里親出前講座を開催中
制度の概要や里親体験談を聞くことができる「里親出前講座」を、各市町で開催しています。参加費は無料、事前申し込みも不要です。
西海市では平成31年2月7日(木)に「西海市社会福祉協議会 崎戸支所」で開催予定。
そのほかの日程についてはこちら。
問い合わせ先
長崎県里親育成センター「すくすく」
TEL:0957-53-7343
※里親制度の詳細についてはこちら