こんにちは、新しいもの好きのベーヤンです。

高校生が監修した新製品を限定発売するという、ちょっとワクワクするお知らせです。

西海市に新しい味が誕生しました。

その名も『西海ブレッド03』農高みかんパン!

 

8月8日11時、西海みかんドームにてお披露目されました。

 

高校生が考えたという、心揺さぶられるネーミングに期待もふくらみ、各メディアも取材写真やインタビューの順番待ち。

 

「西海市の特産物にこだわった商品で、農業の活性化にも期待できます」と西海市ブランド振興部の皆さんも今回のお披露目会を見守っていました。

 

 

 

新製品発表までには、2年の月日とたくさんの人の思いがあったのです。

 

始まりは農業振興公社のみかんペースト(西海市特産の柑橘類)を使った加工品の開発でした。

 

 

長崎県立西彼農業高校の食品加工部の生徒さんが平成24年度から監修し、商工会と作った「ハマボウパン」、西海ブレッド02からは農業振興公社と作った豚をかたどったおかずパン、(人呼んで「豚パン」)を送り出しています。

 

今までの先輩達のプロセスを踏まえ、2年間の試行錯誤を経てついに完成したのが今回の『西海ブレッド03』農高みかんパン!なのです。

 

生地には不知火みかんペースト、クッキー生地には不知火と原口みかんペースト、焼き上がりに温州みかんのジャムというこだわりの濃厚な風味のパン。

開発はたった2人の女子高生!

宮崎 麗愛(れあ)さんは1年生。

 

部長の林 菜々美さんは3年生。

去年卒業した、2人の先輩方の思いもしっかりカタチにしました。

坂口校長先生と顧問の徳久先生も、西海市の特産品が完成したことを大変喜ばれていました。

 

 

ついにベールを脱いだ『西海ブレッド03』農高みかんパン!はこちら。

みかん色のしっとり生地にクッキー生地が乗っており、それぞれ違う触感が楽しく、濃厚なみかんの風味がひろがります。

 

限定発売のパンはあっという間に完売!期待の高さがうかがえます。

 

 

02から開発にたずさわってきた農業振興公社の大岩さんは、高校生の思いと製造販売者の思いを繋げてきました。

 

「若い発想の斬新さもわかるし、毎日それを作って販売する側の大変さもわかるので、そこが一番の苦労ではありました。いろいろ方のご意見を参考にしながら、一緒になって試行錯誤して、今回の発売にこぎつけられたことが嬉しいです」

 

品質、味、形の同じものを、手作りでたくさん作るのは大変です。

 

林さん、宮崎さんも成型が一番苦労したと言っていました。

月に2、3回のペースで配分や形を研究しながらパンを作ったそう。

「大変だったけど、楽しかった」と宮崎さん。まだ1年生であまりできなかったかもしれませんが、先輩や先生との開発はいい経験になったようです。

 

西海市でもみかんドームにしかない!

ここでしか買えない!超プレミアム。

『西海ブレッド03』農高みかんパン!は8月8日~12日のお披露目販売でしたが、これからは土・日・祝の限定販売。午前11時くらいから店頭に並びます。

限定に目がないあなた!パンが大好きなあなた!週末はぜひ足を運んで、西海市らしい逸品を味わってくださいね。

 

《お問い合わせ》

道の駅さいかい 西海みかんドーム/西海市観光協会
長崎県西海市西海町木場郷496-1
TEL:0959-37-4933

営業時間:9:00~18:00(11月~3月は、17:00まで)