こんにちは、ライターのかのぽむです。
日本全国で高齢化が進み、西海市でも高齢者の割合が年々高くなってきています。
若い人たちがどんどん都市部へと出ていってしまうのに対し、高齢者だけが地元に残り、老々介護や一人暮らしをしていることもめずらしくありません。
高齢者が増えるということは、介護が必要になる人も当然増えていきます。
良質な介護サービスを提供していくためには、介護職の人材確保が必要不可欠!
そこで長崎県では、出産や育児などの理由で介護職を離職した人が、再び就職しやすいように、無利子の貸付事業を開始しました。
それが「長崎県離職介護人材再就職準備金貸付事業」です。
今回はこの制度についてご紹介します。
平成30年度 長崎県離職介護人材再就職準備金貸付事業とは?

介護職の就職準備に必要な金額を、20万円まで無利子で借りることができ、長崎県内で介護職として2年間働けば返還が免除されるお得な制度です。
対象者
下記の①~④のすべての要件を満たしている方
①介護職員としての実務経験が1年以上ある。
②介護の職場を離職してから、1年以上経過している。
③介護福祉士やヘルパー2級など、所定の有資格者。
④平成30年度、介護職員処遇改善加算を算定している施設・事業所に、介護職員として新たに勤務する。(または既に内定している)
貸付条件
【貸付額】就職準備の際に必要な金額の20万円以内(1人1回のみ)
【その他】無利子ですが、連帯保証人が1名必要です。
返還免除
長崎県内において、介護職に2年間従事すれば返還が免除されます。
まとめ

「条件を満たせば返還不要って、こんなに太っ腹なことをして大丈夫なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それだけ介護職の人手不足は深刻な問題なのです。
ぜひこの制度をうまく活用して、介護職に再就職しやすい環境が整ってくれたらいいなと願っています。
問い合わせ先
長崎県社会福祉協議会 介護貸付担当
TEL:095-894-4027
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