こんにちは、ばりぐっど編集部です。
前回の雪浦ウィーク参加レポート第1弾、見ていただけましたでしょうか!?
雪浦のキセキ続編①〜第20回雪浦ウィーク参加レポ【体験編】〜
第2弾の今回は、雪浦ウィークにおける”人々の交流”にスポットを当ててお届けします。
交流を楽しむコンセプトだからこそ!雪浦ウィークが人と人をつなぐ
今回は、ある店舗に注目しました。
それは、ゆきやの裏にある楽工房「さしかた」。
地元に古くからあるお店ですが、現在は雪浦ウィークの期間のみ開いています。
もんぺや甚平、バッグなどの布小物を販売。
店主は、指方さん親子。
写真右のお母様は、90代となる今もなお雪浦ウィークに関わり続けています。
「雪浦ウィーク期間に、十数年以上久しく会っていない人に会えたり、毎年ここで会える人がいたりします。たくさんの人と出会えることが楽しみなんです」
とおっしゃっていました。
写真左の息子さんである指方浩(さしかた ひろし)さんは、学校の校歌も手がける作曲家さん。
西海市では、大瀬戸小学校、西海小学校、西海中学校、大崎中学校の校歌を作られた方なのです!!
浩さんは、
「このお店に来られたお客さんが『自分の母校の校歌が懐かしい』と言って、色々な話をしてくださいます」
「雪浦ウィークだけ開けているお店ですが多くの方が訪れてくださり、再会があり、新しい出会いがあり、人のつながりが広がります」
と語ってくださいました。
途中、スタッフであり浩さんが指揮するコーラス団体「コーロあやめ」の方々による、生歌が披露されました。雪浦ウィーク出展中、1時間ごとに実施。
合唱が始まると、お客さんたちは恒例のこととして買い物の手を止め聞き入り、記念撮影をする方もいました。
私がいた時の曲は『ふるさと』。
歌詞に出てくる、
〜〜〜忘れがたきふるさと
〜〜〜思いいずるふるさと
〜〜〜山は青きふるさと、水は清きふるさと
さまざまなふるさとの情景。
コーラス隊の傍で腰掛けていた指方さんの瞳には、ふるさとである雪浦の色々な情景が浮かんでいるかのように思えました。
ふるさとらしい昔ながらの変わらぬ風景が残る雪浦。地元の方々はもちろん、来訪者も「なんだか懐かしい、落ち着くような雰囲気」がイベントに漂っていました。
交流のあたたかさと人とのつながりの大切さを実感
実は私も、思わぬ事態で心あたたまる人との交流が!
それは、山奥にある店舗FLATSへと向かっていた時のこと。初めて訪れた山道で、方向音痴の私は完全に道に迷ってしまい、通りすがりの方に道を尋ねました。
すると!車で目的地まで先導してくださったのです!!
ご出身が雪浦の方でした。その節はありがとうございました!(ご本人に許可を得て掲載しています)
まさに人のあたたかみにふれたできごとでした!
そして辿り着いたFLATSでは、
「わ!久しぶりー!!」
と盛りあがる声。
あとで奥様に尋ねたところ、20年ぶりに学生時代の友人に偶然会えたそうです。
FLATSのご家族は今年の4月に移住したばかりで、手探りで初出店した雪浦ウィーク。
その感想は、
「思っていた以上に多くの人に訪れていただきました。引っ越してくる前のつながりの方が来てくれたり、(雪浦を含む西海市が)地元の方が来てくれて新しいつながりができたり。人とのつながりの大切さを実感しました」
あちらこちらで見られた、雪浦ウィークのコンセプトである”交流を楽しむ”場面。そこからまた、色々な人と人のつながりが広がっていくのですね。
雪浦ウィークにおける人々の交流で、たくさんの笑顔を目にしました。
多くの人々の笑顔にふれ、そこにいるだけであたたかい気持ちになれるようなイベントでした!
この人々の笑顔や喜ぶ姿のために、雪浦ウィークをはじめ雪浦の活性化に尽力し続ける男性へのインタビューを次回お届けします!
雪浦ウィーク参加レポート第3弾であり、今回の雪浦特集の最終話。
お楽しみに!!