こんにちは。少しずつあたたかな風が吹き始め、花粉も飛びまくり、すでにお鼻がグズグズの海近住子(うみちかすみこ)西彼在住アラフィフパート主婦でございます。
あ~ 夕飯の製作時間が近づいてきた。
でも、ちょっとだけ『うだうだ』させて。
私ね、今ね、仕事終わってね、ウエスト寄って買い物してね、やっと家についてね・・・
だから、ちょっとだけ『うだうだ』させて。
だってごはん作るヤル気スイッチが見当たらないし、スイッチを入れるならアラフィフが仕事疲れした老体を復活させるまで、存分『うだうだ』させてくれないと。
夕飯製作のその前に、ちょっとだけ。コーヒーとウエストで買って来た自分用のおやつで束の間のまったりタイム。
半額シールのついたシュークリームが本日のスイーツ♡
うん!美味い!
いやぁ、半額シールのついたスイーツは格別の美味しさである。
『うだうだ』と一人で至福の時間を過ごしていると、外から車のエンジン音。
「もうそんな時間か!」
次男が仕事から帰って来たが、おかげ様でまだ夕飯の準備は何一つ出来ていない。
こちらはまだ存分に『うだうだ』を堪能していないのに、彼の腹時計の正確さが少々ウザイ。
はーーー! メシはまだか!腹減ったとじゃ!メシじゃメシじゃ!メシを早よやれぃ!」
お前は殿様か?
でもそんな口のきき方をしながら、ちゃんと水筒とお弁当箱をシンクまで持って来てくれるところなんて、とてつもなく『かわいい』
言う事と、やる事がともなっていないなんて・・・
なんか、萌え~♡
いや、萌えてる場合ではない、そろそろ本気で夕飯の準備に取り掛からねば!
我が家の夕飯は大皿にドカンとおかずを盛るのが定番。そんなチマチマと小料理屋の小鉢のようにチョコチョコお上品には盛りません。
なんせ料理が致命的に苦手な私なので、短時間で色々と作れない。なので一品、メインを大皿にドカンと作ればあとは納豆を出すとか、豆腐をプルンと出すとか、レタスをちぎるとか、料理と言わない料理を出せばいいとか思っている。
なぜ、大皿のドカン盛りにこだわるのか?
昔、まだ同居じゃなく、アパートに借り住まいをしていた時、たまに義父母の家で夕飯をご馳走になることがあった。
当時、旦那の実家では、一人一人におかずか取り分けられて食卓に並んだ。義母がよそってくれるのだが、その『よそってくれる量』が私サイズではなく、義母サイズだったので、かなり容量オーバーであった。
少食のくせに「せっかくよそってくれたから」と、私の優しい心が『ガンバ!』と言うもんだから、とにかく皿をカラにしようと胃袋が『これ以上ムリっす』と言うのを押し切って流し込み、案の定とてつもない胃痛に襲われるという。
そんな話すも涙、聞くも涙の物語りがあり、私は自分で食べたい分を自分で調整して取れるように『大皿ドカン方式』を取り入れたのだ。
これなら自分で食べれる分を取ることが出来るし、ムダにならない。
オムライスでさえ『ギャル曽根サイズ』で製作し、大皿のオムライスをファミリーでつついて食べた。
凄まじく仲の良いファミリーだと思う。
実は我が家にはまだ海近家ルールなるものが存在し、家族みんなそのルールをちゃんと守っている。
そのルールとは【『白米』は自分でお茶碗によそう】である。
夕飯時になると、我が家の炊飯器の前には旦那と息子がお茶碗を持って列をつくるのだ。
そして自分が食べる分だけ自分でよそって食卓につくのである。
これは昔、「ごはん、ちょうだい」と言われて渡したとき、「うわっ多さ!」とかカチンとくる言葉を平気で吐いた勇気のあるヤツがいたので、『文句のあるヤツは自分でついで来ること!』と一喝してやった。
それからは、みんな大人しく炊飯器に列をつくるようになったのだ。
もちろん、全くごはんをついであげない訳ではなく、こちらもちゃんと「どれくらい食べますかー?」と質問してから用意することもある。
「高校生・現役野球部1年盛り?」
「中学生・もうすぐ引退剣道部盛り?」
「高校性・帰宅部盛り?」
まぁだいたい
「中学生・美術部盛りでお願いします」
と旦那は言うのだが、なんせお茶目な私なので、結局何と言われようが「高校生・現役野球部1年盛り」でご用意(笑)
どのくらいの量かというと『日本昔ばなし』に出て来る、絵に描いたようなどんぶり飯。
そうくると、やはり炊飯器にお茶碗を持って並ぶ方が利口だと理解するという訳だ。
私の気分を害すると、良いことは無いのだよという次男への暗示もうっすら掛けていることはナイショにしておこう。