平成27年から3年間、長崎新聞西海支局長を務められた小槻憲吾(こつき けんご)さん。
後半では、前半で出た"人の宝庫"をキーワードに、小槻さんが書かれた新聞記事を通して、お話をうかがいました。
自分ができる地域活性化!西海市を盛り上げようとしている人たち
子育て中のママが活躍!西海プレイスマーケット
「このグループは、『西海を盛り上げたい!』との思いで、『自分たちでやれることは、自分たちでやっていこう!』という、とても主体的な動きをしています。『誰かにやってほしい』ではなく、自分たちの町を自分たちで盛り上げている姿に、感心しました。」
地域活性化がライフワークになっている人びと
「西海市の自然や景観の素晴らしさを残したい、多くの人に伝えたい。その一心で、時間も労も惜しまず、自主的に地域の整備に勤しんでいます。このバイタリティあふれる姿は、尊敬します。」
新しい取り組みにチャレンジしている学校
「生徒数が減っているのは全国的な問題であり、小さな町ならなおさら。西彼杵高校では、生徒数の増加も視野に入れながら、生徒の主体性を高める学習のあり方や、まちづくりの意識を高める取り組みを学校独自で行っています。素晴らしい取り組みです。」
紹介した記事に共通していることは、西海市の活性化に向けて、個々の活動が進められているということ。
人口減少の現代において、地方の生き残りへの危機感は、自治体レベルだけではなく、個人レベルでも抱かざるを得ない状況となっています。
しかし、それに嘆くのではありません。
個々でやれることをやっていこうという前向きな動きが、西海市にたくさんあることを、小槻さんは記事により明示してくれました。
個々が連携して生まれる地域活性化の可能性
「紹介した記事以外にも、誰から頼まれたわけでもなく、自分が必要性を感じて、自分ができる地域活性化を行なっている人や団体はたくさん存在します。」
と小槻さん。
続けて、
「このような個々の地域活性化をいかし、連携させて大きなものにしていくということが、さらなる西海市の活性化につながっていくのではないでしょうか。」
市長が変わり、地域商社が設立され、新体制になったばかりの西海市。
市民の声が届き、市民による活性化がいかされる、西海市の今後ますますの発展に、期待を寄せているとのことでした。
西海支局長として、3年間私たち市民に寄り添い、市民の思いを丁寧にクローズアップし続けた小槻さん。
だからこそ語り得る、とても貴重なお話をうかがうことができました。
長崎新聞西海支局長×ばりぐっど編集長
今回の小槻さんへの取材に、ばりぐっど編集部の宮里編集長も一部同席。
小槻さんは新聞で、宮里編集長はウェブで、西海市の情報を発信する者同士。
互いにのメディアについて、
「我々ばりぐっど編集部にとって、長崎新聞は押しも押されぬ格式高いメディアです。」
「ありがとうございます。ばりぐっどのような、市民ライターによる市民目線の情報、大切だと思います。どんどん発信して欲しいです。」
「はい。これから、長崎新聞やテレビの記者などの格式高いメディアにとって、西海市の情報収集ツールとしてばりぐっどを見ていただけるようになりたいですね。」
「すでに、西海市の情報を得るツールになっていると思います。取材先などで、ばりぐっどが来たということが何度かありました。色々な情報をつなげる役割をされている。これからまた楽しみです!」
「ありがとうございます!」
小槻さん、西海支局長としての3年間、お疲れさまでした!
そして、ありがとうございました!!