こんにちは、計画的に無計画に生きる男 浪方です。
本日は西海市での体験民泊を巡る旅 特別編でございます。

【過去の記事】

【さいかい民泊体験記 その壱】海老!茄子!寿司!絶品料理をたらふく堪能できて、とにかくワイルド。

【さいかい民泊体験記 その弐】せっかく西海に来たのならやっぱり大村湾クルージングだよね!

【さいかい民泊体験記 その参】薪割りから魚釣りまで出来るようになったら、どこでも生きていける気がしてきたよ。

【さいかい民泊体験記 その四】いにしえのパワーストーンを創って、聖なる力を手に入れた!

 

いま僕がいるところは崎戸港。今回は、ここからフェリーで小1時間いった五島列島と本土とのちょうど中間に位置する離島「江島」に上陸したいと思います。

「江島」という名前の由来は諸説ありますが、南北朝時代に北条氏の残党がこの島に隠れ住み、再起を願い鎌倉の江ノ島にちなんで名付けたという説が有力らしいです。

そんな江島には「江島さとや」という体験民泊があり、ひつじ牧場や江島ならではの絶景がオススメなんだとか。

特別編ということで、船にも乗れちゃうなんて、ワックワクしますね。
そして島にヒツジ!? もう、なんだかよくわかりません。

こちらが今回紹介する体験民泊を運営されている「江島さとや」のオーナー福田さん。以前は、日本語学校の先生であったそうで、福田さんに会いに「江島さとや」には、国内外から日々多くのお客さんが訪れているそうです。

福田さんは体験民泊のほかにも、幼いころに見た江島の景色と活気を取り戻すために、クラウドファンディングで江島の開発を手がけているとのこと。

ちなみに西海市では今、他にもクラウドファンディングの仕組みを活用したまちづくりが複数進行しており、江島のプロジェクトはその成功先発事例であったりします。

さて、噂のひつじ牧場にやってきました。

「江島ひつじ牧場」。非常にわかりやすいネーミングです。しかし本当に、ここに羊がいると言うのでしょうか・・

まだまだ信じられませんが、、

さっそく中に入ってみたいと思います。

ヒツジとか言って、実はヤギとかじゃないのぉ〜。

 

お・・?

ヒツジ!正真正銘!リアルヒツジがいます!!

しかも次から次へと。。

近くで見ると、結構かわいい。

メリーさんのヒツジが脳内ループし始めます。


現在は、計6頭のヒツジが江島ライフを送っているとのこと。ここのヒツジたちは人に慣れているので、初めて来た僕でも餌やりが出来ちゃいます。

こちらのヒツジちゃんは今年の6月に生まれた「ロック♂」。6月に生まれて6頭目ということでロックと命名されたようです。
最近乳離れをして、今は大人に負けない胃袋と強靭な顎で、餌をモリモリ食べています。

こちら、「ナッシー♀」。千と千尋の神隠しに出ているカオナシに似ているという理由で、ナッシーて言うらしいです。

その他にも、ボスヤギの「ボス♂」、出雲市からやってきた「イズモ♀」や、夢見る子羊ちゃんのイメージでドリームを短くした「ドリー♀」、アメリカのヤンキーぽい顔つきとヤンママの雰囲気が漂うとの理由で命名された「ヤンマ♀」。

これから江島に移住を予定しているヒツジさんたちは、このオーナーの第一印象で名前が付けられてしまうのでくれぐれもお気をつけください。

こちらのひときわ目立つオシャレな建物は、クラウドファンディングで集めた資金で建設をした羊たちの家!

ソーラーパネルもついていて、エコ意識高めな設計となっております。

これはひつじ牧場の敷地。いわば、ヒツジたちの遊び場です。オーナーの福田さん曰く、日々開墾をして、徐々に面積を広げていっているとのこと。しかもここは、重機が入れないので、全て手作業で!!

オーナーのヒツジ愛、あっぱれです!

 

このバイタリティは一体どこから出てくるのでしょうか。

ん、福田オーナー?

いました。木の上に。

そして、

・・・

楽しそうなもので、遊び始めています。

僕も一緒に遊ばせてもらいましょう。

これ、スピード感ハンパない。
それになんと、これも福田さんの手作りとのこと!

…別の意味でもスリリング!

ほかにも、牧場内には昼寝用のハンモックや

童心に戻れるブランコもあります。

近々、この木の上にツリーハウスを設置する予定とのこと。

そうなったら、

こんな絶景を独り占めできちゃうらしいです!完成が楽しみですね。

さて次は、こんなところに連れてこられました。実はこの先に、福田さんオススメの秘密の場所が待っているらしいです。

ただ、

お分かりでしょうか。

ここは、

非常に、

歩きにくく、

危険で、

ありとあらゆる植物が、

我々の行く手を

全力で

阻んできます。

でも、

それを抜けたら、

なんと、

絶景が、

待っていました!

秘密にしたい気持ち、わかります。

夕陽をただただ眺める。他に何を求める?それで十分じゃないのか?

上空を舞う巨大な野鳥が、僕にそう教えてくれているようでした。

さて、陽も沈んですっかり夜になりました。体験民泊恒例のお食事タイムの始まりです!

どれも美味しそう!目移りしてしまいます。

まずは、これ!

新鮮な鯛をつかったカルパッチョ!色も鮮やかで美味しそう。

新鮮な証。持っただけで、身の弾力が箸から伝わってきます。

もぐもぐ。

ふぅ〜ん。鯛の甘みとバジルの爽やかな香りが口いっぱいに広がります。

ドーーン!次はこれ!サザエさん!

実はこのサザエさん。

日中に海から引き上げたもの。そんな採れたて新鮮なサザエさんを、

壷焼きにしていただきました。

サザエさん、っうんま!口の中で、磯のカツオが爆発してます。

その他にも

かぼちゃの煮付けや、

江島で獲れた鯵の塩焼き、

キッコリのお刺身に、

天ぷらも!

色々ある中で、僕が一番好きなのはこれ!

豚肉とニラのもやし炒め!僕の中では、家庭の味の代表格です。

漂う匂いから絶対に美味いことを確信して、

一気にかき込みました。

予想的中。めっちゃ美味いです。家庭の味、最高!

 

食後は、部屋に戻ってリラックスしましょう。「江島さとや」では、宿泊者用の部屋が「離れ」になっているので、ゆっくりと休めます。

そして、なななんと「江島さとや」はwifiも利用できるとのこと。おかげで、仕事大好き人間な僕も、YouTube鑑賞に勤しむことができました。

ちなみに、こちらは和室部屋。畳のいい香りが漂う空間で、のんびりと過ごすことができます。

今日は和室で寝ることにします。おやすみなさい。

 

つづく。