みなさんが受け継ぎたいものはなんですか?また、受け継いだものはなんですか?
いろんな産業の後継者問題だったり、地域行事や伝統芸能の継承というのが思い浮かぶ人もいるかなと思うのですが、もっと身近なところでも受け継ぎ事ってあるんじゃないかなと思ったんです。
例えば、おばあちゃんやお母さんから受け継いだジュエリーや着物とか、小さい頃から食べていた家庭の味だったりとか。
そんなみなさんの受け継いだもの、受け継がれたものって何かな?というところでばりぐっどでは、11月「#受け継ぎたい〇〇」をテーマに、編集部や周りの方々にお話を聞いてみました。
▼みんなが受け継ぎたい〇〇・受け継いだ〇〇教えてください。
音絃さん:幼稚園の制服
・子供がパパが通っていた幼稚園に行くことになり、ママが幼稚園のバザーでお下がりの制服のブレザーを購入してきました。
帰宅して名前を記入しようと思ったら、なんと!!パパの名前が書いてあり、おばあちゃんに見てもらったらパパの制服で間違いないと判明。
約30年の時を経て手元に戻ってきました。
2人の娘に受け継ぎ、パパの制服を着て2人とも卒園しました。
めーたんさん:幼稚園の制服・お道具
・西彼中央幼稚園は、創立から今までずっと制服、体操服、お道具は同じものを使っています。
主人が通っていたころに使っていた積み木やお道具を義母が大切に保管してくれていたので、長男が同じ幼稚園に通うときに、主人のものを使わせることができました。
いとこからもらった制服、体操服のお下がりも使ってました。主人が通っていた幼稚園に息子たちが通っていて、感慨深いものがありました。
ベーヤンさん:伝統の味
・大島町にIターンして、地域に馴染むため当時の役場の方にあちこち連れて行っていただき体験させてもらいました。
それが縁で味噌加工場の先代から加工場と製法を譲り受け、同世代の女性たちと現在も進化と伝統の味を守っています。
hoshinoさん:おばあちゃんのお節の黒豆の煮方
・毎年やってくる年の暮れ。大晦日2、3日前に大掃除を終えたら、まず黒豆を一晩水で戻す。
おばあちゃんが毎年やっていた寸胴鍋での黒豆煮。必ずふっくらと仕上がり、味も色も良い。
もうおばあちゃんは作ることができないけど、家を離れる前に教わっておいてよかったと思います。
MAIさん:母のロールキャベツ
・我が家の鉄板レシピはロールキャベツです。毎回2玉のキャベツをまるっと使って大鍋にいっぱい作るのに、翌朝までにはぺろり。この量が普通だと思っていました(笑)
凝った味付けをしてるわけでも、隠し味があるわけでもないけれど、小さい頃から食べ慣れた我が家の味。もちろん私も仕込むときは当然のように大量に作っています。
匿名さん:保育園の太鼓演技など
・保育園の出し物で伝統的な日本太鼓があります。小さな子といっても演技は立派なもので、掛け声、きびきびした手の振り、真っ直ぐな視線と気持ちの良い太鼓の音。
園児たちも「太鼓かっこいい!」と習うのを楽しみにしています。
ドコデモミポさん:祖母が使っていた皮のショルダーバッグ
・おしゃれが大好きだった祖母。毎週美容室へ行き、髪型もいつも綺麗にしていました。持ち物にもこだわりを持っていて、着物・バッグ・ジュエリーと少しですが自分が気に入った物を持っていました。祖母が亡くなり形見としてそのうちの一つ、ショルダーバックをいただきました。
mameさん:築43年の家
・築43年とは思えないほど、立派な家を内見したとき、趣のある縁側がひと目で気に入り、ここに住みたい!と強く思い、ご縁があり、土地と建物を購入することになりました。
縁側は、いつまでも大事に残したいお気に入りの場所です。
▼まとめ
いかがだったでしょうか?
パパの制服を子供たちがまたきたり、地域の伝統の食を受け継いだり、家を受け継いだり・・・
みんなそれぞれにストーリーがあって、温かい気持ちになりました。
みなさんが受け継ぎたいこと、受け継ぎたいものは何ですか?