2021年2月20日・21日の2日間、福岡からやってきた「G’s ACADEMY」のプログラミングキャンプ。総勢15名の受講生が、西彼総合支所の会場でアプリ開発を学びました。
講義終了から3週間たち、とうとう運命の3月14日がやってきました。
この日は、受講生たちが独自に開発したアプリを発表する「デモDay」です。
この発表のため、受講生たちは日々時間を割いてアプリ開発を行ってきました。
一人では詰まってしまったりやる気の維持ができないこともあるので、「もくもく会」という自主勉強会を開催し、オンラインで時間を決めて集合して開発をしていた受講生たち。
どんなアプリがこの世に生み出されたのでしょうか。
さて、今日はたろ先生は福岡からリモートで参加しています。この日の様子はFaceBookのライブ配信も行われました。
さて、受講生たちもちょっと緊張した様子。
いよいよ発表です!
発表の順番は、プログラミングキャンプらしく、数をランダムにシャッフルするプログラムで決めます。14名の出席者の名前がシャッフルされて発表が始まりました。
開発のテーマは、「自分が作りたいアプリ または 西海市の課題を解決するアプリ」です。
受講生たちの成果を一部紹介しましょう。
マップAPIを利用し、近所のごみ捨て場を地図上に表示できるアプリです。市職員である受講生が自身の業務改善を行うために開発したものです。
オンライン勉強会アプリを開発した受講生、「従来のオンライン会議システムをもっと使いやすくしたかった」と話していました。カメラとマイクがリアルタイムでアプリに反映されると他の受講生から感嘆の声が上がっていました!
Twitter Bot(Twitterに自動で投稿を行うアプリ)を作った受講生も。長崎の天気情報を自動でつぶやいてくれるんです!
どのアプリも今すぐ使いたい!と思える優れものばかり。さすがCAMP ”SAIKAI”だけあって、西海市民のニーズにフィットしていそうです。
各アプリに対して講師・他受講生からのコメントが専用チャットに書き込まれていました。
技術的なコメントだけでなく、「ナイスネーミング」「これ欲しい」「ふぁーーーーーー」と、和気あいあい自由に感想を述べあっていました。
技術を共に学び、受講生同士フラットな関係を築けているようです。
全員の発表が終わり、G’s ACADEMY CAMP SAIKAIは終了しました。
キャンプを振り返って……
受講生へのアンケートでは「ついていくのに必死だった」という声がありながらも、講義そのものへの理解度は「よく理解できた」「理解できた」と回答した人が大多数で、初めてのプログラミング学習でもわかりやすい内容であったようでした!
全体を通して、「起業やプログラミング学習について、前向きに考えることが出来るようになった」「濃厚な2日間でした」等の前向きで成長のきっかけとなったという回答が多く聞かれました。
また、「新しい仲間ができた」「自分と同じよう新しいことに挑戦したい、挑戦しようとしている人がこんなにいるということを感じ、勇気をもらいました」と回答があったように受講生同士のつながりができたこともキャンプの成果だったようです!
ハードだった2日間の講義、そしてまたまたハードだったアプリ開発課題。
そんな受講生たちは、終わった後どうしているのでしょうか?
実は、受講生たちはその後も開発を続けている人が多くいます。
アプリ課題を行う中で、受講生たちは「自分が作りたいものを作る」「町の課題を解決するためにものを作る」という意識をしっかりと持っている人ばかりでした。
チャットで情報交換をする人、もくもく会を続けている人、ばりぐっどくんAIの開発に参加する人!もいて、それぞれの道を歩み始めています。
卒業生の作ったアプリをどこかで目にする日も近いかもしれません。