こんにちは、ばりぐっど編集部です。
雪浦は移住者が多い地域で、雪浦ウィークにも積極的に参加しています!
雪浦特集第4回の今回は、移住者の方による出展のうち3店舗をご紹介します♪
秘密基地にいるようなワクワク感!大人も子どもにかえって楽しめる『ラヒアロー』
初出展の昨年は、アフリカの布を使った手作り小物・服の販売。
さらに、べ―ゴマやグルグルパン焼き体験。秘密基地にいるようなワクワクする場に、たくさんの人でにぎわいました。
こちらのお宅のご主人は、雪浦に移住して2年目の内田(うちだ)さんご家族。
取材時はご主人と息子さんが、笑顔で出迎えてくれました。
昨年初めて参加した雪浦ウィークは、
「子ども連れの方がたくさん来てくれました。近所の小学生たちも遊びに来てくれて、その後も度々訪れてくれます」
我々取材スタッフのためにも、庭で火をおこしてグルグルパン焼き体験の準備をしてくださっていました!
ご主人が用意してくださったパン生地を、竹に巻きつけて焼きます。
野外でパン焼きができるとは!これがまた、なんとも優しくもたくましい、噛めば噛むほど味が広がる美味しさ!!
お話をうかがっていると、火の扱いはお手の物で、とにかく野外遊びのアイデアが豊富なご主人。
それもそのはず、ご主人のご実家は自然体験を取り入れた幼稚園。加えてご自身も、子どもの自由な発想による遊びを尊重するプレパークでお仕事されていたそうです。
お子さんの誕生を機に、「豊かな自然の中で子育てがしたい」と思い、移住先を探してたどり着いたのが雪浦。
ご主人は”子どもの遊び”に関して、
「大人があまり制限せずに、子どもの自由な発想で遊ばせたいですね。多少危険なことも、体験を通して子ども自身で調節する力がつきます」
またご主人は、青年海外協力隊などで海外での暮らしも経験豊富。
特にアフリカは、思い入れがある国だそうです。
「生活は貧しくても、心が豊かな人々の姿が印象的でした」
忙しさに追われ、便利なものに頼ってしまいがちな現代。
暮らしの中で自然や身近なものを活用してできることがたくさんあり、それを行うための物理的・精神的な余裕が必要なのではないか……と考えさせられるものがありました。
今年の雪浦ウィークでは、自宅裏にある畑で収穫体験も考えているようです。
取材時はブロッコリーを収穫!!
そのほか、アフリカの生地や手作り雑貨が並びます。雪浦ウィーク最終日には、アフリカを舞台にした環境問題に関する映画上映会も計画中とのこと。
ぜひワクワク感満載の体験をお楽しみください!
山の中のオアシス!癒しの空間と穏やかな主人がお出迎え『スノーライン』
真光寺の右側の道を、ずっとずっと上っていきます。不安になっても、一本道なので大丈夫です。右手に『スノーライオン』の看板が見えてきます。
ご主人の三田(みた)さんが、優しい笑顔でお出迎え。
昨年が初出展でメインのマッサージ、そのほか食事や雑貨の販売も行い、人の出入りが多かったそうです。
今年はゆっくりできる空間を提供したいということで、マッサージのみに。
アロマオイルマッサージ(ヘッド、ハンド、フットのいずれか)、20分1000円。
「自分の体と心を大切に。そんな時間を過ごしていただけたらと思います。」
とても穏やかな口調でおっしゃいました。
「予約制ではないので、施術が重なり待つ時間を要することもあるかもしれません。その場合は、お茶を飲みながらおくつろぎください」
待合室の縁側から見える、緑の景色が心を和ませます。
雰囲気のあるインテリアで、ゆっくり過ごせる癒しの空間です。
なんと!取材スタッフに体験施術を行ってくださいました!!
体験したスタッフの感想は、
「とーーーっても気持ちよかったです!雪浦ウィーク期間にまた来たいです!!」
疲れている部分が集中的にほぐされ、施術後は施術前よりも体が軽くなったと言います。
新年度の慌ただしさに追われた疲れが、5月ごろから表面化してくる時期ですよね。
日頃の疲れを癒しに、ぜひお越しください♪
作品はもちろん、暮らしやご主人の人柄も創造性豊か!『アトリエサリーム』
スノーライオンからもう少し進んだところに、木々が門のようにそびえ立ち、その間にある赤い階段アプローチが目印の『アトリエサリーム』。
ご主人の谷口(たにぐち)さん、通称"サリーム"。
5年ほど前、雪浦に移住。
「雪浦にはじめて来た時、フィールドエナジーを感じました。」
ファーストコンタクトで、移住を即決したそうです。
ご自宅の壁の一部のデザインが「素敵〜♪」と見ていたら、こちらはなんとサリーム作!
地域の森林組合から格安で仕入れた木材を、ご自身で加工&施工しています!
住まいは移住当初から時間をかけて、自らの手で修繕(現在も進行中)。
「DIY好きな方には、楽しんでもらえると思います」
天井や床の修繕もご自身で行なっており、もはやDIYレベルを超えています!必見です!!
そのほか、アトリエである部屋の中には、マンダラペインティングの作品が並びます。
「私が学んだマンダラペインティングは、『円の中に点があればオッケー』という教え。それに惹かれました。」
筆をとって点で描いてみたところ、「これだ!」と喜びがわいたと言います。
ペインティングする素材は、主に紙と石。石はご自分で採石。
「石は目で見て気に入ったものを手にとって、ハートで石に『一緒にくるか?』と聞きます。たまに、『ノー』という石もあります(笑)」
関西のご出身ということで、関西弁の軽快なトークがはずみます。
また、今回の雪浦ウィークでは実施しませんが、瞑想教室も開催しているサリーム。
瞑想により磨かれた洞察力や感受性が、作品にもいかされています。
さらに、その感性と豊かな人生経験により、人と人とのコミュニケーションや精神世界にも深い見解をお持ちです。
人との出会いや会話を大切にするサリーム。
アトリエにお越しいただいた際、
「誰かと会話中の場合は、すぐに対応できない時もあるかもしれません。」
「目の前の会話をきちんと終えて、あなたのところに向かいます」
どうぞゆっくりお待ちください。
サリームの暮らし、アート、トークを楽しみに、ぜひ足を運んでください♪
さて、雪浦ウィーク前の特集も次回で最終話。
次回は、オープン間近の雪浦の新たな宿泊施設「森田屋」に潜入します!