こんにちは。庭木に集まる鳥たちを見るのが大好きな「かのぽむ」です。
みなさんは「西海市のシンボル」が何なのか、
知っていますか?
シンボルとは、
西海市を象徴する植物や生き物のことです。
自治体によって様々なシンボルが制定されていますが、西海市のシンボルが何なのか、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
今回は思わず「へぇ~!」と言いたくなる西海市のシンボルを5つご紹介します。
<画像提供:写真AC>
薄桃色の花びらに、まるで子鹿のような斑点が付いた「かのこゆり」。
西海市内の全域に自生していますが、実は絶滅危惧種IB類にも指定されている希少な花です。
百合(びゃくごう)とも呼ばれ、滋養強壮に薬効のある生薬としても珍重されています。
「健康の里 さいかい」のイメージにぴったりの花です。
<画像提供:写真AC>
西海市の内海・外海地区を問わず、全域に自生している「やまもも」の木。
旧西彼町・旧大瀬戸町でもシンボルに制定されていました。
近隣の市町村ではこの「やまもも」を制定している所は無く、西海市ならではのシンボルとなっています。
6~7月になると赤い実を付け、成長すると約20mもの大木になることから、西海市の今後の繁栄を願う気持ちを込めて制定されました。
海沿いや河口付近の干潟など、湿地帯に自生している「はまぼう」。
まるでハイビスカスのような美しい薄黄色の花を咲かせます。長崎県のレッドリストの準絶滅危惧種にも指定されているほど、とても希少な植物。
市から依頼を受けた「西彼農業高校」が繁殖活動に取り組んでおり、市内の公園に徐々に植樹されています。
<画像提供:写真AC>
美しい鳴き声でおなじみの「うぐいす」。
西海市全域に多数生息しているので、見たことがある人も多いと思います。
昔から人々に愛されてきた「うぐいす」は、あの有名な万葉集にも登場するほど趣のある鳥。
歴史・文化的な資源を活かしたまちづくりを推進している西海市にとって、最もふさわしい鳥として選ばれました。
<画像提供:写真AC>
独特のルックスと美味しさで知られる「あらかぶ」。
実はあらかぶというのは、長崎県独特の呼び方で、一般的には「かさご」と呼ばれる魚です。比較的簡単に釣れるので、釣り人にも人気があります。
江戸時代にはその勇ましい姿が武者を象徴するとして、端午の節句に飾られる縁起の良い魚でした。
西海市が今後の厳しい時代の荒波にも負けず、力強く乗り越えていく姿をイメージして制定されました。
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西海市のシンボルを5つご紹介しましたが、いかがでしたか?どのシンボルも西海市にとってなじみ深いものばかりです。
花木の「はまぼう」は、将来的に西海市全域に普及することを目指しており、市主催のイベントで苗が配布されることもありますので、市民のみなさんのご協力をお願いします。
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